移動図書館ぶろぐ

渋谷で開催するDJ・紙芝居・本の貸し借りイベント『移動図書館』管理人の、書評・告知・その他諸々ぶろぐです。

2017年11月3日金曜日

【ちょい書評】『雨やどり』半村良:昭和の繁華街へのノスタルジー

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今回のは書評というか、ちょっとした個人的な感想のメモに近い。 秋も深まってくると、少しノスタルジックな本が読みたくなる。 なので、例年秋がくると泉麻人の『おやつストーリー』を読み返す。 これを読み返して80年代のおやつと共に、当時の風俗・雰囲気を回顧する習わしが...
2017年11月2日木曜日

『SHOE DOG 靴にすべてを。』フィル・ナイト:リリカルな文章で描かれるほんまもんの起業物語。

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ナイキの創業者であるフィル・ナイトがその創業期から株式上場までを著した『SHOE DOG 靴にすべてを。』。 昨年(2016年)アメリカで原著が出た時から良書だと言われていたらしく、翻訳が待たれていた。 なにせあのウォーレン・バフェットが『2016年の最高...
2017年9月9日土曜日

『マチネの終わりに』平野啓一郎:よくある恋愛小説に倦んだ人に。

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この本は恋愛小説というジャンルに括られる。 が、普通の恋愛小説、想い合う二人の果実が実って何らかの蜜月を 過ごす(もしくは過ごした)話、 を期待して読むと恐らくはぐらかされたような気持ちになるだろう 。 この小説で費やされるほとんど全ての二人の時間は、 ...
2017年8月28日月曜日

【書評】『声をかける』高石宏輔:繰り返す「人との交われなさ」

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この本は、 ナンパを通してフィールドワークした本だ。 もっというと、ナンパを通して人との交われなさをフィールドワークした本だ。 だから、読んでもナンパ出来るようにはならないし、楽しい気分にもならないし、むしろイラついた気持ちとザラついた気持ちが少しずつ残る。...
2017年7月20日木曜日

【7/27まで無料公開!】宿野かほる『ルビンの壺が割れた』:新潮社の秀逸な新人作家認知度アップキャンペーン

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新潮社が面白いキャンペーンをやっている。 「すごい小説」刊行します。キャッチコピーを代わりに書いてください! 何と発売前の小説を期間限定で全文公開しているのだ。 本作がデビュー作である無名&素性不明な作家の宿野かほる、 その才能を何とか世...
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    アメリカの近現代アートについて、NYでキュレーションや編集に携わっていた著者がFacebook に綴ったものをまとめた一冊。 エドワード・ホッパー、アンディ・ウォーホルなど、アメリカの近現代アートの大看板に関するエッセイもあるが、そこはあくま...
  • 書評:「文庫X」こと、『殺人犯はそこにいる』:1人でも多く読むべき本
    ※このブログはネタバレを沢山含みます 昨年「文庫X」として話題になった本の事をみんな知っているだろうか? 「文庫X」覆面で60部→18万部 『殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件』 盛岡のさわや書店フェザン店の長江さんという方が201...
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  • 【書評】『早く家へ帰りたい』高階杞一:愛する子どもを持つひと、喪に服すひとの処方箋
    また、夏葉社の詩集。 先日書いた尾形亀之助 といい、どうも最近詩集に手が伸びる。 この詩集は1995年に出版されたものの復刊で、2013年に出たもの。 小さい子がいる自分の状況もあり気になってはいて、たまたま見つけたので即買いした。こういうのは見つけた時に買...
  • 【書評】逢坂まさよし『首都圏住みたくない街』:サイト運営10年分が凝縮された"首都圏ヤバい土地大図鑑"
    さて、ご無沙汰しております、どいけんです。 仕事の種類がちょっと変わって、 慣れない中でバタバタしてる内にすっかり夏…いけませんな。。 久々となった今回書評するのは、 僕の大大大好きなサイト、東京DEEP案内を運営している 逢坂まさよし+DEEP案内編集...
  • 書評:ホリエモンの熱いお節介が村上龍とダブってきた『君はどこにでも行ける』
    ホリエモンのこの本とか、関連するインタビューを読んでいると、「あいつ、昔は相当なワルだったのに、アキちゃんと結婚してガキも産まれて、すっかり丸くなりやがって…」という国道沿いの食べ放題2,280円を囲むいい歳こいたマイルドヤンキーの周りで5万回位繰り返されてそうな情景がちょっと...
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